yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

lovable

目まぐるしい日々が終わって髪を切った。刈り上げを秋風がくすぐる。 したことないことをしてみたくて髪を伸ばして、でもやっぱり極端に短い髪が自分らしいなと落ち着く。 仕事はおもしろかったけど、気を張ってたからだろうか、仕事じゃない時も体が殻に包…

溶けそうな労り

しみしみした気持ちでしみしみした曲ばかり生産してしみしみした大根ばかり煮ていた近頃のしみしみの中からちょっとずつ溢れたいいしみしみを集めて、いまにも溶けそうな形になんとか収まった?さっきのこと。明日振り返ったらもう溶けてるかもしれない、け…

嘘のない

時があいてしまい、酔っ払わないと文が書けない。職場の近くにタップバーができてしまったの、、今度一緒に行こうね。! すこし前。泣きそうなお別れの日があって、その日が来たらもう私は終わりだ、というくらい極端に怖れていて、その日を思うだけで涙が出…

星と屑

仕事終わり用を済ませたあと、外の気温がちょうど気持ち良くてもう少し外にいたいなと思いいつもの公園のベンチで煙草を吸っている。新宿方面の高いビルにはたくさんの赤い丸い光が点滅、そのせいかあちら側の雲は赤くて怪しい。どこかの街で1番高いビルが何…

八月のあと

ほんのりとすずしくなってぶわぶわ咲いてる百日紅。ひと段落の週末は昼からお酒を飲んでしまう。 久しぶりの友達に会ってだらだら歩いたり喋ったり、本をおすすめしあったり作った絵や映像を見せっこして楽しかった…いつでもうまく喋れるわけではないから人…

ぐにゃる記

求めていたお日様がいやになるほどに暑く晴れの日、晴れというかもう災害級で火傷級の暑さがつづいていたけれど、今日は仕事終わり帰りの電車駅について階段を上がれば突然の雷雨。やべ、と思い走った、が、走る速度は遅すぎて当然びしょ濡れ長い髪から水が…

生きてる? 生きてる。生きている。る。 たいしたことをしていなくても、すぐに疲れてしまうし、悲しくなってしまう。なんなんだろう。 自分がなにかできるとか、人の役に立てるとか、そう思うこと自体がおこがましいというか、傲慢の証拠のよう。自分に力が…

記憶の記録

二ヶ月くらい日記を止めてしまってごめんよぉ。。その間のことを手帳を眺めながら振り返ってみると、本当に色々とありすぎて何を書けばいいかわからないな。変わってしまったことも良いように変わっていったことも、減ったり増えたり、泣いたと思えばはにか…

つるつると流れゆく日々、途切れなく。さむくなったりあつくなったり、ゆれながら、今がいつなのかわからない。 悩みはいつも人との間で生まれる。ひとりでいれば完全体、だけどもろい。 ひたすら、ちまちましたものをつくる。頭の中で生まれる言葉の渦に溺…

ひとまず前に想像していたことは終わり、この後の想像を決めなくてはと思っているところ。想像が間に合わないのは時にとてもつらくなる。なるべく近く、遠く、想像をしていたい。それぞれなりの想像がいま、最重要であると思う。 今日は大雨で雷が落ちそれに…

輪郭線のない

今日は雨降り、寒い。一日毛布にくるまりながらパソコンに向かっていた。サポートセンターの方とチャットしながら奮闘つづき、がんばるためと言いながらビールを開けてしまった。おかげでいったんの解決、2本目を開ける。フリーズするPC、なぜか切れるWi-Fi…

解く糸

今日はありがとう〜〜。お互いの今の姿が映る通信は今の状況でとても支えになるなと思った、うれしかったー。かわゆいこ。いいおうち。 毎日毎日疲弊するだけのニュースが流れ、落ち込む以外の気持ちがない。けれどそれを知ろうとせず見ないでいることは掴み…

光はいつも

木蓮がこぼれるように咲いているのを見て心躍ったのはいつだったか。気づけば桜も散ろうとしている。ここ1、2年でいつもの道の桜がどんどん切られていったから、桜が咲いたという感覚もないまま。いつもの道がいつもじゃなくなって、慣れない道がいつもの道…

fxxxxxxxxx

ムカつくことしかないから空っぽのスーパーでキンミヤのでかいパックだけ買って抱きかかえて帰った。 言いたいことは山ほどあるが、一番思っていることは、この現状を把握し抵抗しつつも、人生すらのまれてはいけないなってこと。 今だって笑っていたいし、…

消えちゃわないで

左眼から涙が零れそうになって、隠すように車窓に目を向ける。風景から話題を探す。みて、あれ、へんな広告ー。ね。少し気持ちが落ち着いた、と思えばまた、ゆれる。考えを頭からかき消そうと、歌をうたう、けど私の好きな曲は嫌いだろうから、ほとんど口だ…

ierak

遠くから聞こえる声は自分の声で、書いては消して書いては消して書いて書いて書いてすくっていく救っていく救われた気になって求めなくなる誰かをひとりをひとりきりの部屋に帰る帰らないどこかに置いてこれたかなそっとやさしく置いてこれたかな触れられる…

ダンス

自分のまわりがどんどん動いていって、心をどうにか保とうとするひとつきだった、少しでも考えると泣いてしまうから、考えないようにして。落ち込んでも、ぐっと立ち直る術を体得しようと、立ち直れたらダースの箱を開けて、ご褒美だよーって、ひと粒食べて…

新しい年に

「危険な橋を渡るような心配なことがあり驚きと苦しみもありますが、あとはすべてなごやかに喜びがおとずれます」 たぶん10年以上ぶりに引いた大吉の助言を眺めながら、一昨日の夜。風呂で書いた決意めいた文章はすべて消した。だらだらと長く続く文、要は磨…

今日は千葉市美術館に目の展覧会を見に行った。改装中の美術館で行われている展示。日常の延長線上でぬるりと、パラレルワールド的な別の日常に連れていかれるのが目の良さだなあと思った。何かがおかしい、とじわじわ気づく。背筋がぞわっとするような。 往…

泡の生活

AもBもサビもない。ただ続いていく言葉だけがある。俺はやった、こうやってやった、それならお前は?どうやる。俺ならこうやる。こう言う。肉体の信じられなさ、触れられない愛情、肌。皮膚粘膜、心。暮らしと生活。違う。感化されても同じことなんてなにも…

呼吸

金木犀が散り、寒さに震えて過ごしている。日々は飛んで行ってる。 大事なことはいつも思い出していたい、だから大事なことをまちがえない。 うれしいことを数えて、ガラスを透かして見るみどり色。

感知外の今

冬の訪香 プラスチックのゴミ 羽を広げた鳥の行方 記憶 故意に避け 風が運ぶものたちを傍観 した 目の前の景色は ただそれだけの 瞬間的に移り変わる 今よりずっと狭い範囲の 少しも続かない 少しも止まらない 見ない行為の不可能性 だから 舞う 舞っている …

notes

ほったらかしてしまっててごめんね。言葉の出てこない日々が続いていた。 今日はお客さんが来るので、昨夜プリンを作っておいた。 初対面だと緊張してしまってあまり喋れないけど、別の形でもてなしの心を表現できる、と発見。あと、数回会えば結構解けてい…

完治

家から出かける時の匂いを覚えていて、帰ってから妹が残していったカレールーでカレーを作って食べている。少しさらさらすぎた。 自分以外の人、親しい人、恋人、友人、名前は知っている、みたいなひと、そうカテゴリー分けはできるけど、その中でもわいわい…

今、ここ

今日は少し気温が下がった、とはいえじめじめしていてまだ暑い。MBTIの本を読みながらグリーンカレーを作った。少し頭痛。 こちらこそ色々付き合ってくれてありがとうだよー。楽しかったなあ。 他者を前提としてかろうじて存在していた意志を、自分のものに…

止まらない、伸び、街、ミ

そろそろ生活に支障をきたすほど髪が伸びてきた。しゃがめば地面について汚れたり自分の足で踏んでしまってそれに気づかず立ち上がれば痛いし千切れるし、どうしたもんかとも思うけど、まあ切らないでいるんだけど。 なんもしてないのに伸びてくれる髪はすご…

つづく

帰国した。あんまり久しぶりなので最初、家の中の遠近感が掴めなくって面白かった。 昨日は観劇に行って、夜は仕事のイベントに顔を出して(えらい)、明けて誕生日を迎えた。 とはいえスペシャルな一ヶ月を過ごしたので、スペシャルへの希求は驚くほどない…

境界

地元の花火大会が終わると今年の夏も終わったな、という気持ちになる。海に面した我が家、ベランダから花火を見られることはすごい贅沢だ。真上から降り注ぐように枝垂れる最後のナイアガラ。視界に収まらない光と心臓の裏を打つ音に毎年笑いながら泣いてし…

素直

旅のおわりにひとりでスイス、バーゼルへ。暇なのであれこれ書きつけてしまう。何通も送りつけてしまうかもしれないけど、気にしないでひーちゃんは自分のペースで送ってくれ。 バーゼルは冷たい街、という印象だ。自分の寂しさや曇り空の分を差し引いて考え…

水中との境

この前ふと思い立ち、一人で近所の市営プールに行ってきた。仰向けで顔だけ出してただただ浮かぶ。水中にいる耳は音を篭りながらも直接的に脳味噌へ伝達してくれる気がして、体を少し動かして振動で遊ぶ。蹴った水の流れ、空中に放つ鼻歌、風で木の葉が揺れ…