yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

境界

地元の花火大会が終わると今年の夏も終わったな、という気持ちになる。海に面した我が家、ベランダから花火を見られることはすごい贅沢だ。真上から降り注ぐように枝垂れる最後のナイアガラ。視界に収まらない光と心臓の裏を打つ音に毎年笑いながら泣いてしまう。泣きながら笑ってる、の方が陽気でいいか。今年も家族と見ることができてよかった。

 


懐かしむ気持ちは大切にしていたい。しがみつくのではなく、ただ手に持っていて大切にしていたい。連れて行ってもらった場所、見た景色もしたことも、一緒に食べておいしかったもの、そしてその季節や匂い。ふと、なんで今なんだろうと不思議におもう記憶が唐突に、同じようにわたしにも思い出されることがある。意識と記憶。きっと失くしたものは一つもなくて体のどこかに掠って残ってる。でも今の悩みは、そんな時に、今のわたしが今感じることは、あの頃は楽しかったとか幸せだったとか、なんだか懐かしい過去の方が良かったな、みたいな気持ちになってきてすごく自分にイライラしてしまう。懐かしくてうれしいことを未来にも感じることができないアホンダラになってしまう時期。

 

なんだか今さみしい。文学的ではない日記。いつもだけど。早くゆいこに会いたいな。おかえりうれしい。

さみしいときって誰になにを言ったらいいのかわからない。

すごくダメなのでとにかくからだをうごかそう