yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

泡の生活

AもBもサビもない。ただ続いていく言葉だけがある。俺はやった、こうやってやった、それならお前は?どうやる。俺ならこうやる。こう言う。肉体の信じられなさ、触れられない愛情、肌。皮膚粘膜、心。暮らしと生活。違う。感化されても同じことなんてなにもない。この場所でこれからの場所で、どうする、どうやる。孤独とうまく遊ぶ術を。どうしていく。私はどこまでも子どもで幼稚であった。そしてそうあるべきだった。後悔や懸念はなく、ただ、今がある。すべての思い出はなんだったのだろう。

 

『まるで天国みたいだ』

冬の朝の陽を浴びても変わらない体。なにも思い通りにいかない。後から知らされる気持ちは納得のいくもので、いつも間違ってしまう、選択を、いくつかの選択を、いつも。

赤ピアノが宙に舞う様は、夢のような現実だ。あり得なかったことをしている、祈りは叶っている。私の頭などとうに越えて、どこか遠くへ行ってしまう。

これからのこと。なにが一番大切なのか。それは、ひとりで。ふたりで?みんなで。

言葉にならない、沸騰した液体のようにふつふつと湧く泡のような感情に、どう向き合えばいいか。わからないままずっと苦しく、呼吸をしようとあげた顔にまた湧く泡がかぶさっていく。