yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

ぐにゃる記

 


求めていたお日様がいやになるほどに暑く晴れの日、晴れというかもう災害級で火傷級の暑さがつづいていたけれど、今日は仕事終わり帰りの電車駅について階段を上がれば突然の雷雨。やべ、と思い走った、が、走る速度は遅すぎて当然びしょ濡れ長い髪から水が滴り家に着く。薬局で試したマスカラが流れ落ち、白いマスクに青い模様がついていた。それはきれいなんですけど、わたしほとんど天気予報を見ることのない生活で、今日も朝に布団を干してそのままにしていたのだった。タバコが切れてんだよなーくそーと思いながら走って、布団を取り込み即シャワーを浴びて、めんどくさーと言いながら近所のコンビニにタバコを買いに出掛けた。町からは迫害されているし、そろそろ禁煙をしたい。制御の欲望。吸ったり吐いたりくらい好きにさせてくれと思う。

 


変わらない生活を送りながら、なぜだかめちゃくちゃになっていく自宅。部屋の汚さや飲酒量、洗濯物と洗い物の溜まり具合に心は反映されるとよくきくが、本当にそれはそうだと思う。表現の一部なのか?と独り言を呟くほどごく自然に荒れる。今は乱れている。だいぶ。片付ける方が特別なことみたいに、愛したり愛されたりは特別だよなぁ、とよくわからない濁った思想に気を凝らして。愛ってなんなんですか?おかしいことばかりやってきてしまったし未だにそれを続けている私がわかるはずもないけれど。一気に片付けるのは絶対に無理だとわかっているのにやろうとする。誰にも何も伝えないわたしの中身は続いてもいるし変わってもいるという過程をいつも伝えられない、結果の事後報告をする癖。わたしはわたしを抱きしめる、抱きしめられるわたしはわたしに、わたしわたし、わたしばかり気持ち悪いわたし。ぐにゃる頭の自己中思想に嫌悪感しかない自尊心。矛盾だらけ。

 


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新しいCDを出したんだけど、前作よりも届いている様子が見えてとてもうれしくて、やっていてよかったなと素直に思う。生活とか恋とか愛とか気持ちとか大事に思っているふうなことも、手を離してからのここには関係なくて、清々しいというのかな、なんかいい場所を見つけたな。音楽とそこからなりたってゆく関係、ひろがっていく世界は純粋に楽しくて感動的。知らない人のおうちで、通っていたレコード屋さんで自分の声が鳴っているって、夢みたいな気がする。

 


これから世の中も世界も自分も人類も生態系も政治もさ、全部どうなって行くのか、わからないけど、手から手へ、手紙をしたためように、大事なものを大事な人へ渡していくことは続けていきたいな。この日記も。ぐにゃる頭からできている、音楽と日記だけはわたしがわたしにいいよと思えるところ。