yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

完治

家から出かける時の匂いを覚えていて、帰ってから妹が残していったカレールーでカレーを作って食べている。少しさらさらすぎた。

 

自分以外の人、親しい人、恋人、友人、名前は知っている、みたいなひと、そうカテゴリー分けはできるけど、その中でもわいわいわいわいしたりして分かれたりする。からこのカレーの分配もわからない。そんな量もない。何言ってるんだ?考えてる。考えても意味がないことばかり。多分考えてる。そうやって変わってしまう。そっちの方に、やだなあ。

 

当たり前だけど別のもしかしたらを期待し続けるのは体力と精神力と少しだけ我慢があって、途絶えた涙が、流れる場所は、どこだか、見つけられない、そもそも見つけなきゃいけないのか?なかったんだっけ。あったんだけど、確かにあったから。だから。1人で解決できないこと、誰かが居るから悲しまなくちゃ間に合わないこと。追いつきたい、追いつくには、年月、拒絶。名前にとらわれるのは嫌、だけど、でもその前になんだっけ、私たちは、私は、悲しいな。悲しいのか?悲しくない。押し付け、気にしい?どこまでいいの、どこまでもよかったんじゃないの、変わったの、変わってないの、触れない。触れるの?言葉が足りてない、制限。ぜんぶ。思いやり、変な思いやり、ないけど、期待をやめてしまったら、怖い、ただ居るだけの安心、安心。安心?ちがう。

 

私以外が介入することを拒否した演奏会が今月末にある。またしても。懲りずに。それはだれも、だれではないし、わたしは、わたしではないし。目を閉じた、その目が右でも左でも良い。どちらでも。閉じたまま向くの。きっと見えたら、なにかが、曖昧なまま続いていくって。