バカ、バカ、そしてまたバカ

『大切なものがみな浮かび上がってくる。ボケッとしてるな。しっかり見ろ。』

『考えようとしてるんだ。静かにしてくれ』という上下の作品の並びに、うむ、と頷く。

最近仕事以外ではひとりでいる時間が多くて、（ゆいこの友達との会話が羨ましく思う、気持ちがどちらであっても他人から与えられる感情はひとりでは生み出せないから。）目の前のものを見てぼんやりしたり少しだけさまざまなことを考える時間が増えた。あとくだらない行動につく独り言の数も。

孤独と付き合うには、それを直視せずにごまかしてほっぽってしまうのか、それと真直に会話をするかの二択だと思うのだけど、今の私は、後者、孤独と会話ができていると実感するから心情は憂鬱でもなく、ひとりぼっちだと嘆くこともなく、さみしくもない。素直でいい関係ができている気がする。そもそも何も見えないことが見させないことが私にとっては恐らく心の健常なあり方で、すぐに影響を受けてしまうから、ひとりだと孤独だとどこまでも自分をつきとうせていける強さが持てると感じてる。恥ずかしくもならない。恥ずかしいは一番くだらない。他になにも知らないという強さ。見たいものは目を凝らさないと見えず、見たくないものばかり目に付く性質なのだから、いっそ今のような孤独がチャンスで性に合っているのかもしれない。

出来事は少なくてもこの体でこの脳みそでこの心でこの皮膚で感じられることは無限にあって、何もなかった日と換算するには虚しくなる。こんなパーティーに行って楽しくて、こんな美味しいものを素敵な店で食べて、こんな愛する人と美しい景色をみて。とてもとても素晴らしいよ、こりゃいいねだよ、これからも変わらずそんなことを知らせてよ、って微笑ましく消費してやるよ。脳みそを使え。ごめんね、ちょっと愚痴が出てしまう。

昨日みた映画のセリフ、〝本当の一年は365日じゃないから、常にずれた状況にいる。でも33年ごとに周期が戻るの〟。

毎日毎日こんなにいつのまにか月日が過ぎて歳食って続いていることもなくなぁなぁとへらへらとやってるし、いつも決心が揺らいで終わるんだけど、この言葉を頭に残したらちょっとまだ大丈夫かなって思えた。まだずれっぱなしの人生だ。こっから帳尻合わせて間に合って追いついていつか報われようね。33歳の誕生日なんてまだ想像つかないな。66歳でもいいよ。私、いつも人生に間に合ってないと思うんだけどその時にはまにあってくれるのか。期待するとまたダメだからちょっと頭の隅に覚えておいて活力にしようと思う。間に合って追い越したりいつかしたいな。100万払うから鳥と会話したいな。

ドレミと月火水を決めたひと、すげー。ありがとー。どちらの感覚ももはや失われつつあるけど、大切な決まりごと。由来を調べよう。新しい発見より知らない古代のことしりたい。しゃべってる単語の意味とか、どうして指は5本なの？左右が同じこととか、知りたいよ。知らないこと多すぎて知りたいことも多すぎて頭がぶち壊れそうだ。

明日は休みだから、今日は楽しみにしてたストレンジャーシングスのエピソード3を意識が持つまでみるよ。エルになりきるごっこを復活する。

夢のようなことが現実になる日。孤独に懸命に生きよう。ファック。

ヒ