ゆれる振れるふるえる
暗い感情も大事だと思う。感情の量が多いということじゃない?怒りや悲しみを否定していたら、すっごく喜んだり楽しんだりもできなくなるんじゃないか。
と言った友だちがいた。最近になってよくこの言葉を思い出す。
ひーちゃんの熱量にこたえられるような日記になるか不安だけれど、わたしはわたしで今日を記録する。
意識的に自分の感情に意識を向けて過ごしていると、心臓がきゅっとしていたりするのに気付く。深呼吸する。だいたい、はやく終わらんかなみたいなことを考えている。あるいはなにかタイミングを伺っている。つまり常に今でなく、後のことを考えている。
感情の起伏がなくなっていってるのではないかと怖くて、よりよくなろうと思えば思うほど人間的魅力といふものを失っていってる気がする。じゃあわたしの魅力ってなにと思う、わからない。どうして不安だけは強く感じるの、わからないのに。
以前「自分の感情がわかりません」と言ったら直感で質問に答えるゲーム(好きな食べ物は?とか)をやってみようと言われ、やっている間、なんかいまわたしすごい患者っぽいなと思った。
休憩室誰もが誰もに背を向けて余白に落ちるワイドショーの音
あのときの喜びや悲しみ、今は感じられないけれど、たしかにあった。今とは違うわたしがたしかにいて、たしかに感情を発していた。
ユイ