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公開交換日記 ユイ⇄ヒ

あお

朝、家を出ると空が違った。晴れてて、大きくて、ぜんぶ吹き飛ばされそうな青。わーい。るんるんで歩いた。気温じゃなくて光と色で、夏が来るのだとわかった。

 

むずかしい質問に答えてくれて、ありがとう。愛かー。たしかに、なにかが好き、っていう気持ちは心を平和にしてくれる。穏やかで、でも止まってなくて、ゆらゆら、落ち着いて。閉じてないけど開いてもない。ハッピーすぎてバカになっちゃう。

そういうことをお昼に考えていたら、にこにこしながら仕事に戻れた。でも、仕事(きょうは出稼ぎ仕事)中は考えてもあまり嬉しくなれなかった。好きなものを想って嬉しくなれないなら、そのくらい心が強張っているときなのかもしれない。一緒に働いている子と好きな芸人さんの話をキャッキャとしてたら、笑顔になれた。

愛してるものが心に芯をつくってくれて、だから周りの人やもののことも愛せる、そういうふうになれたらいいね。

 

練習のようす、もっとききたい。楽しそうだー。ライブ楽しみ。昨夜知り合いのライブに行ったらね、演者も観客もすっごくしあわせそうで、あたたかい気持ちになった。わたしも久しぶりに好きな人のライブを見に行きたくなったよ。

 

最近毎日つめつめで働いていて、限られた休日になにをしたくなるだろうか、と思っていたんだけど、本を読むこと、お茶を飲むことが残った。お茶は友だちや家族とのもそうだし、外で一人でゆっくりするのもそう。このふたつが日々に欠けているとわたしはうまく呼吸ができなくなる(今足りていなくてしんどい)。それ以外のことは、毎日なくてもいいけれど、ときどきあるとうれしい。わたしは完璧主義なところがあって、好きって気持ちがいつのまにか義務感になっていたりする。でも、もっと気楽に、欲しくなったら摂取すればいいんだなあと思った。頭で決めたことではなくて、気持ちいい方へ進んで行けるように。

 

七夕の笹を見つけて、「湧き水みたいになれますように」と願い事を書いた。

 

ユイ