yuitohi

公開交換日記 ユイ⇄ヒ

花はぼんやり

近頃はしごと終わりの20時すぎでもまだ空は真っ暗になっていないから、気分がいい。日々。気分が日々。いい。いい日々が気分。わーい。というかんじで、よい。

1日の終わりにすることを、まだ明るいうちに終わらせることが私は結構好きで、例えばお風呂とか特に。で、実家に住んでいた頃は、お風呂上がりまだ5時くらい、夏、裸同然の格好でベランダで風で熱を冷まし、夕飯前だけどアイスでも食べちゃおっとコンビニまで買いに歩くことが加えてだいすきだった。

仕事もまあ終われば1日終わったも同然だから(この気持ち直したい)そういう意味でよい気分でいれてるのかもしれない。

わたしの故郷には海があって、風もまたそのかおりがする。街のどこにいても。夜が明るいとなんとなくそのかおりを思い出せる。タバコの煙でごまかしながらなのか、という気持ちが自然と湧くのはすこしさみしいが。

 

気持ちを「別に取っておく」ことは可能なように思えて、私にとってはむずかしかった。別は別なりに蓄積していくからいつかは溢れてしまって、そっとできなくなって、大変なことになる、と思う。思うというか私自身が大爆発しまうことが多々あって。向いてないんだな。ひとつしかないというか。置いておける場所が。大爆発はとにかくめんどくさい。だから逆に全部少しずつでも口にだしていきたいのだけど、口や言葉が年々下手になっていくから、これもまたむずかしい。

 

私が花をぼんやりみているとき花も私をぼんやり見てる。目が合っているのかさえわからないほどのぼんやりで。それが今わりと、すごくしあわせだったりする。こういうことをすぐに思い出せるような別のところは、もう少し器用に、持っておけたらうれしいね。ハッピー愉快な大爆発は見てみたいし。

 

ベランダから愛を込めて一通目、ありがとう。